秋田、仙北、大仙の3市で主宰するダンススクール「イルスタジオ」には、未就学児から大人まで計約250人が通う。県内外でブレイキン(ブレイクダンス)を教えながら、自身も現役選手として大会に出場している。
ブレイキンは1970年代に米ニューヨークで生まれたストリートダンスの一種。ラップ、DJ、グラフィティ(スプレーアート)と共に、ヒップホップ文化の四大要素といわれる。「海外の著名なダンサーの中には、ラップやDJが上手な人も多いです。ラップとブレイキンはひとつながりの文化。その視点を持って審査に臨みたいです」と話す。
決勝大会の審査員として興味があるのは「出場者のラップから『フロウ』を感じるかどうか」。フロウとはラップの抑揚や歌い回しのことだ。「ダンスにもフロウという言葉があって、ダンスと音楽が一体になった状態を示します。出場者が音楽と一体になる姿を見てみたいです」と期待する。
「僕はダンスを教える時、子どもたちに『失敗してもいいから楽しもう』と伝えています。失敗も成功も、経験したこと全てがその人の財産になります。ラップもきっと同じ。怖がらずに挑戦してもらいたいです」と呼びかけた。
秋田魁新報社
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